コロナ禍さえなければ、お天気も気候も良いお出かけ日よりなのに…先行きの見えない現状に悶々としている、人宿藍染工房スタッフ(@shizuoka.aizome)です。
工房は月曜日にお休みをいただきましたが、昨日も「藍染めマスクまだありますか?」とご来店くださったり、お電話でお問い合わせいただいたり。
その度に「ごめんなさいねぇ、もう完売しちゃって再販も白紙なんです」とお客様にも悶々とさせてしまうのも心苦しいところです。
藍染めマスク、愛称「藍のマスク(アイノマスク)」については、大量とはいかないけれど、何かしら第二弾、第三弾を考えておりますのでご案内できる段階になりましたらホームページやSNSでご案内したいと思っております。
当工房の新型コロナウイルス感染性(Cvoid-19)拡大防止に対する取り組みと、2024.10.15現在、ほぼ通常通りのサービス内容で営業中です。
ということで、企画ミーティングもしつつ、マスク専門店というわけではございませんもので、昨日からは本業の染めのお仕事をせっせ、せっせと。
今日の夕方には、工程を取材していただいたロケ風景の放送も予定されているので、ぜひテレビもご覧になってくださいね。
先日ロケをしていただき、先週放送予定でした「news every しずおか」ですが、新型コロナウイルスに関する非常事態宣言が発令された直後となったため、放送日が変更になっておりました。 [sitecard subtitle=関連記事 […]
委託染色で大物を染め上げる
人宿藍染工房はお客様に「染める楽しさ」を発見していただくための体験工房でもありますが、同時に職人の製作工房でもあります。
朝から黙々と集中している風でしたので、お仕事の邪魔しちゃいけないと思って。
中の人もなかなか気を使うものです。なんてね。
奥で作業する職人の姿よりも、手前にあるフォトフレームの中の作品が気になったあなたは、なかなかお目が高い!
一点物の型紙フォトフレーム(お値段まだ決まってない)
販売するために製作したのではないのですが、染め物用の型紙をこのフレームのために縮小して手彫りしてあるんです。
背景には藍染めの布で富士山や駿河湾といった「静岡のブルー」を表現してみました。
コンパクトなのでキッチンや洗面所などにワンポイントアートで飾ったり、ひとり暮らしの方のお部屋にもオシャレかもしれないですね。
販売しちゃおうかしら?お値段付けてないけど…。
店舗用の暖簾製作風景
人宿藍染工房のございます人宿町に近日オープン予定の店舗様からのご依頼で店舗用の暖簾の染色をご依頼いただきました。
飲食店には清潔感のある藍色のイメージで仕上げるのがおすすめです。
カラーサンプルをご覧いただいたり、ご要望を伺って決めた藍色に染めていきます。
「染液にドボンと浸ければ一発で濃い藍色に染まる」と思ってらっしゃる方も多いかもしれませんが…
藍染というのは、薄ーーーい水色が幾重にも重なって濃い藍色に見えているんですよ。
なので、何度も何度も染の工程を繰り返していく必要がある、非常に手間のかかる染め物なのです。藍染商品をお手にする際にはそんな一面も知っておいていただけると嬉しいです。
今回ご注文いただいた暖簾の藍色は10数回の染の工程を繰り返して染め上げさせていただきました。
お客様の藍染体験では手袋を着用していただきますが、職人さんは素手で作業しますので、手も藍色に染まってきますね。それがまた「職人の勲章」って感じでカッコよく見えるものです。
委託染色「暖簾」の完成
お気に召していただけるか、納品のときが一番緊張しますが、きっと喜んでいただけるはず。
最近のコロナ禍の影響でお客様の店舗のオープンも少し予定変更を強いられているそうなのですが、オープンした際にはこのブログでもお伝えできればと思っています。食レポも兼ねて〜。
お好きなモノを染める「持ち込み染色」「委託染色」承ります
こうした委託染色は、個人・店舗・法人問わずご希望されるお客様からのご依頼に対応させていただいております。
Tシャツやマスクなんかもお持ち込みいただければご自身で染めていただく「持ち込み染色」、職人に染の作業を委託していただく「委託染色」として承っております。
染まるモノであれば、何でもOKですのでお気軽にお問い合わせください。
今晩放送の「news every. しずおか」の中でも垣内アナウンサーが持ち込み染色ワークショップに挑戦してくださっています。
先日ロケをしていただき、先週放送予定でした「news every しずおか」ですが、新型コロナウイルスに関する非常事態宣言が発令された直後となったため、放送日が変更になっておりました。 [sitecard subtitle=関連記事 […]
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